にいなんこ子育てブログ

離乳食記録〜最近はママと息子の成長日記です★

子どもの手足口病。大人がかかると重篤化!?経験から学んだこと。

手足口病にかかりました!!

今年は手足口病が大流行しニュースにもなっていたので、まだ手足口病にかかったことのないお子さんのいるママもご存知の方が多いのではないでしょうか。

記事書き遅れましたが、我が家ではニュースになる前に先取りしてかかっていました。

手足口病比較的軽い病気ですが、稀に重篤化することや、大人がかかると重症化しやすい病気です。 我が家では、息子の手足口病の始まりが分かりにくい、そして私に移り悲惨な目にあいました。

手足口病、一度かかると免疫ができるものであはりません。 ウイルスには複数種類があるので何度でもかかります。

毎年かかることもあり、人によっては軽く考えるでしょう。 しかし、かかった身としては、もう二度とかかりたくない!!!!今までで一番(は言い過ぎか?)辛かった病気です。

皆さんもそんなんことにならないように、春〜夏にかけ、怪しいポツポツを見つけたら要注意です。

そんな手足口病について、我が家のケースを交えつつ書いてみます。

まずは概要から。

手足口病の特徴

はじまりは小さな発疹

乳幼児に発症する夏風邪のひとつで、手のひら、足の裏、口の中に痛みを伴う発疹が現れます。 発疹は米粒大でやや盛り上がり、水泡化することもあります。

症状の程度で発疹の範囲や完治までの期間が変わってきますが、ほとんどの場合、軽症で治ります。

軽症の場合はほとんど痛みを伴わず、発疹が治まります。 また、1〜3日間発熱する場合があります。

水疱は、かさぶたにならずに治る場合が多く、1週間程度でなくなります。 また、1〜2ヶ月後に手足の爪がはがれることがありますが、すぐに新しい爪が生えてきます。

[aside]補足
手足口病に罹った後に爪が剥がれる現象は2000年に最初に報告がなされ、その後特にコクサッキーウイルスA6の手足口病に罹った1~2ヶ月後に爪が剥がれることが分かってきました。 [/aside]

3〜6日の潜伏期間があります。

稀に無菌性髄膜炎脳炎を併発することがあり、注意が必要です。 [aside type="warning"]注意
稀に無菌性髄膜炎脳炎を併発することがあり、注意が必要です。 高熱が出る 頭を痛がる ひきつける 嘔吐を繰りかえす などの症状が出た場合はすぐに受診しましょう [/aside]

息子の初期症状

息子の場合、初期症状はとても分かりにくかったです。 保育園にお迎えに行った際、腕にポツポツ発疹ができているから「みずいぼ」かも。とのこと。

言われたのは6月中旬。 「水いぼ」の場合、プールに入れないので、これは大変!

ここで水いぼについて補足。

水いぼとは

*発疹は、ドーム型の3ミリくらいのもので、真ん中にぽっつり窪みがあります。いぼがあるということ以外の症状はありません。 *乾燥肌やアトピー性素因のある子どもは治りにくい *水いぼ自体は感染力はそれほど強くない

[aside]プールに入っていいのか問題
プールは塩素消毒しているので一般的にはで感染する可能性は低いです。 厚生労働省の作成した 2018 年改訂版「保育所における感染症対策ガイドライン」では,ミズイボは

“プールの水では感染しないので、プールに入っても構わない。タオル、浮輪、ビート板等を介して感染する場合もある。接触後に症状が出るまで2~7週間かかるといわれており、感染時期の特定は難しい。 ”

と記載されています。 [/aside]

昔は水いぼを取ることが勧められていたようですが、最近は温存治療だそうです。 1〜2年で自然に治ります。 ただし、水いぼが潰れてグジュグジュしているときは注意が必要。 長袖の服を着る、グジュグジュしているときは入らない、など各園での対処が異なります。

皮膚科での診断と経過

その後皮膚科に行きましたが、水いぼっぽくないねと。

でもその時は手足口病とも言われませんでした。。 皮膚科の先生は口の中も見て、手足口病も違う」と言っていました。

よくわからないまま、もともと乾燥肌で荒れ気味だった腕はポツポツは増え、掻き毟るので他へとびひ 痒いのか、泣いて喚き、ご飯も受け付けません。

このとき、口内炎ができていたのかもしれません。 食べやすいだろうと買ったゼリーやジュースも受け付けず。 うどんは欲しがりました。

[box class="blue_box" title="手足口病になった時の食事"] のどに痛みがあるので、オレンジジュースなどのような刺激のあるものは避け、のどごしの良い少し冷たい飲みものがおすすめです。 食べものは、刺激が少なくかまずに飲み込めるものが良いとされます。

また、食事を取れなくなると脱水状態に陥る危険があります。 こまめに水や栄養補水液等で水分補給をしましょう

特効薬や特別な治療法はありません 基本的には軽い症状の病気のため、対症療法(症状に応じて対処する治療法)で様子をみます [/box] ここにきて、「やっぱり手足口病なのでは。。」と思い始めました。 そして私の指に、小さな点ほどの発疹が数個できていました。

あれ?痒いな。 そう思った朝。 数時間後には手、腕、足、足の裏。。 小さな発疹がものすごいスピードででき、米粒大野大きさになり、光沢を持ち始めました。 仕事中でしたが、仕事できないほど痒い。

子どもを小児科に連れて行こう。

そう思いましたが、その日は木曜日。 仕事があるので土曜日の朝かな。と悠長に考えていられるのはその日まででした。

その日の夕方から熱が出始め、口内炎も出来始めました。 熱39度越え。。

土曜日の朝、小児科にて。 「お子さんは。。。?」

私の口と喉の中を見て「これは手足口病だねー!!辛いでしょう!!」 と‥!!!

大人がかかった時の恐怖

痛みの地獄

手足の発疹は私の場合、治るまで数日かかりました。 が、かゆみがなくなってからが地獄でした。

痛い!! チクチク、ビリビリ、どう表現したら的確かわかりませんが、とにかく痛い。 歩けない、ものを掴めない。 この痛さには本当、病みました。

そして、口内炎口の中にたくさん出来て、食べるのはもちろん、喉にも出来ているのか、飲むのも辛い。

普段好んで食べる甘いものも全然美味しくないし、痛いです。 ご飯も喉を通るときに痛みます。

飲み込むのが辛いため、お茶を飲むのもしんどい。 氷だけ、食べられました。

数日氷だけ舐めていました。。

症状軽減〜完治

39度超えの高熱は2日間で下がりました。 その後、高熱のための全身の痛みと、発疹の跡地のビリビリ痛み、口内炎のズキズキチクチク痛みにしばらく悩まされました。

ここまで症状が出た人は、症状が引いてくるのに最低1週間はみておいた方が良いかと思います。 私も1週間ほどで軽減してきましたが、もっと重症の人は1ヶ月かかることもあるそうです。

それから2ヶ月後、忘れた頃に「つめ、なんか変なことになってる」。。 二枚爪になって、その後剥がれました。   振り返れば「手足口病」の症状、そのものだったのですが。 我が家の場合は、息子の発症が気付きにくかったことにより、周りへの感染予防や対処が遅れたことに、私が感染し重症化した原因かな、と思います。

判明するまで、というか、判明してからもですが、お風呂は一緒に入っていました。 オムツの処理ももちろん私。

周囲への感染予防対策

プールやお風呂に入ることが直接の感染原因になることはありません。

ただし、手足口病でできる水ぶくれ状の発疹の中の液体にはウイルスが含まれているため、発疹がつぶれるなどして漏れ出た液体に触れると、接触感染につながることがあります発疹が水ぶくれ状の間はプールは控える。 お風呂の際は、身体を拭くときに発疹がつぶれないように気をつける。 タオルの共用はしない などの注意が必要です。

また、回復後も口(呼吸器)から1〜2週間、便から2〜4週間にわたってウイルスが排泄されるので、おむつなどの交換後に汚染された手指を介して感染が広がります。 [box class="blue_box" title="感染予防"] うがい、手洗いは普段より入念にしましょう。 看病するときはマスクを着用しましょう。 免疫力が落ちているとかかりやすくなるので、しっかり睡眠を取り、適度な食事で健康を維持しましょう。[/box]

まとめ

実際には皆さん、毎回症状が違うと思います。 重症化しないことの方が多いです。

しかし身をもってこの恐怖を体験して、感染予防の大切さを感じました。 もちろん普段から意識していますが、自分の体調管理や疲労感などももう少し気遣っていくべきだと思いました。

いや、でもこれが息子に出なくて良かった。 息子の症状が軽くて良かった。 本当にそう思いました。

っていうか子どもの免疫力が強いのかな!? 大人よりたくましいですよね。

掻きむしってわんわん泣いていた腕は、小児科でもらったステロイドでさっと綺麗になり(かなり強力)、口の痛みのなくなったかもりもりご飯をたげるようにすっかりもと通り。 でした。

そんな、「大人がかかったら怖い」お話でした。 まだかかったことのない方は、手足口病の初期をしっかり見定めて注意してくださいね!!