赤ちゃんの水分補給!冬の乾燥予防と脱水対策で脱水症を防ぐ
夏場はすごく気にしていた赤ちゃんの発汗や水分補給。
けれど、冬はそれほど汗をかいていない? そんなに水分を欲しがらなければ、冬は、いつ、どのタイミンクで水分補給をさせたら良いんだろう。
悩みますよね。 [box class="gray_box" title="この記事の内容"]
- 冬場は暖房や外気の乾燥、冬の感染症による嘔吐・下痢が「脱水症」の原因になる。
- 部屋の湿度を保ち、普段からこまめな水分補給を行うことが大事。
- 赤ちゃんの「脱水サイン」を見逃さず、必要な場合は経口補水液の利用や小児科受診など、早めの対応をする。
- 乾燥した室内、厚着での車内、お風呂の前後など、こまめに水分補給することで脱水症を予防する。
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寒いけど、あまり厚着させるのはよくないから、室温をあげておこう。 そんなママも多いですよね。 [aside] 我が家の息子は産まれた時からずっと汗っかき!! 冬場でも変わらず汗かくし、厚着するのや暑さを嫌がります。
去年の冬には、生後2ヶ月だったにも関わらず、おうちの中では肌着一枚でした。
もちろん暖房もゆるくかかっていました。
事実、息子のかかりつけの小児科の先生も、 「室温を上げて、赤ちゃんは極端な話、肌着一枚でも良いくらい」 とおっしゃっていました。 [/aside]
まだ水分調節の機能の発達していない赤ちゃんには、あまり厚着させるのは良くないのです。
でも、そうしたら汗、かきませんよね。
「快適そうで良いね。」
そう思って忘れちゃいけない、「冬の脱水症」の危険。
今回は、そんな、うっかりしがちな冬の水分補給と、脱水症にならないための対策をまとめます。
1.冬に脱水症にかかりやすい原因と対策
1-1.暖房の効いた部屋
夏場もクーラーの効いた部屋は同様のことは言えますが、冬場は特に注意。
乾燥を促進する暖房機器 |
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などから水分はどんどん蒸発します。
空気が乾燥すると、喉の粘膜が乾燥して炎症を起こしやすくなります。 こうしてウイルスを防御する抵抗力が低下し、冬には風邪にかかりやすくなります。
暖房による乾燥を防ぐ
暖房は必要最低限にとどめるように気をつけてみてください。 小さな赤ちゃんのいるお部屋では特に、湿度計を置き、適量の湿度の保つように心がけてみましょう。
この湿度を保つのが結構難しい!
ちょっと話がそれますので、不要な方は飛ばしちゃってください。 湿度計の精度と設置場所などについて書いてます。
我が家は、日中はリビングに息子がおり、湿度計を置いていました。 リビングと台所は仕切りがないので、大きな括りとなって湿度を測定していたのでしょうか。 ちょっとやそっとでは湿度を保てませんでした。
[aside] 天気のいい昼間、油断してカーテンを開けて暖かい光を入れていただけで、暖房も入れていないのに湿度30度! となり、乾燥指数が出てしまっていたことが頻繁にありました。
だいたい室内の湿度は45〜60度が適度と言われています。 台所で焚き物をしていると湿度60度は超えるので、常に焚き物やお湯を沸かしたりしていました。
大型の加湿器を置いた時期もありましたが、それでは60度を超えることはなかったです。。
[/aside] そして、湿度60度って、結構ムシっとします。
気にしすぎると、私たちの体がその湿度にしんどくなるかもしれません。 湿度計は参考程度にした方が良いと思います。
でも「だいたいこのくらいか〜」という目安にはなるので置いてよかったなと思います。(今ももちろん愛用中) [aside]湿度計、設置場所にも注意! エアコンの近くだったり、窓の近くだったり、乾燥する場所の近くに置くと、当然湿度は低くなってしまいます。 [/aside]
エアコンの近くだったり、窓の近くだったり、乾燥する場所の近くに置くと、当然湿度は低くなってしまいます。
設置は外気や蒸気、送風が影響しない位置にしましょう。
部屋に加湿器を置く
可能なら、リビングには、部屋の大きさに合った、加湿器を置くのが良いと思います。 [aside]
我が家では、息子がハイハイ以降、興味を示してしまい、ボタンを押したら、蓋を開けてフィルターを抜いたり。。
しまいには、加湿器本体に体当たりしていくようになったので、設置を中断しました。。
[/aside] 対策として、小型加湿器の設置と、子供の洗濯物は別で洗濯していたので、息子の分だけリビングに干していました。
これが、本当によく乾き、お部屋も潤うし、洗濯物も早く乾くし一石二鳥!!
って喜んでいましたが、それだけ乾燥していたということです。。
すぐできるお部屋の加湿 |
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手拭きタオルやコップ1杯の水など、水分量が少ないとほとんど効果が出ません。。
我が家で使っている加湿器は小型のものです。
[aside] これはこれで重宝しています。 これなら、水の補充も楽々。 息子が倒しても漏れたりしません。 そもそも、卓上なので、届かないところに置けます。
[/aside] 広いお部屋なら、2つ離して設置しても良いと思います。
寝室にも置いています。 小さいながらもしっかり噴霧してくれます。
1-2:冬の感染症
冬場は感染症がいっぱい!
冬は感染性やウイルス性胃腸炎が流行します。 これらの病気の主症状は下痢や嘔吐です。
下痢や嘔吐が激しく続く場合は体内の水分は急速に奪われます。 大人より多くの水分を必要とする赤ちゃんや小さな子供では特に、脱水症にならないように注意が必要です。
感染症にかかってしまったら?対策は一つ
感染した場合は抗ウイルス剤がないので、対処療法となります。 つまり、水分補給して脱水症を予防、進行させないようにするしかありません。
この場合、水分補給といっても、水だけでなく、電解質を含む飲料から失われた電解質を補う必要があります。
脱水時の電解質異常 |
経口補水液は自家製で作ることもできますが、この時だけなので私は買っていました。
また、一般の経口補水液も生後6ヶ月以降であれば飲めるそうですが、基本的には赤ちゃん用の経口補水液を使用しましょう。 それでも足りない、飲まない状況で、脱水が進んでいると感じた場合は小児科に受診しましょう。
オーエスワンの飲用については、母乳やミルクが飲めていれば、飲用できると思われますが、医師にご相談することをお勧めします。
[btn]詳しくは経口補水液OS-1(オーエスワン®シリーズ)HP[/btn]
2.冬の脱水症の予防と対策
汗をかかない冬は特に脱水には要注意です。 普段からこまめな水分補給を心がけることが1番の予防になります。
特に、自分からは気付けない小さなお子さんや赤ちゃんに対しては、早め早めの水分補給を行いましょう。 その場合も、通常の水分補給と同じように、適量ずつ、こまめに与えます。
また、脱水予防する場合の水分補給は普段のお水やお茶(赤ちゃんなら麦茶)で十分です。 経口補水液やスポーツドリンクには塩分や糖分も多く含まれるため、嘔吐・下痢の症状がひどく、必要だと判断された場合に使用するようにしましょう。
では、どんな時に、空気が乾燥していて、赤ちゃんが水分補給を必要としているのか確認しましょう。
2-1.赤ちゃんの脱水サインを見過ごさない
赤ちゃんの脱水サイン |
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まだ他にもありますが、パッと見てわかりやすい症状をあげてみました。
これらの脱水症状がみられた場合の対応ですが、程度により異なります。 水分補給で様子を見てもいいという程度のものから、脱水が進んでしまっているものまで。
また、具合が急変することも考えられます。
- 下痢や嘔吐の症状が出ている
- 元気がない
- 発熱している
明らかに平常時と様子が異なる場合。
気になる症状が出ている場合は早めに小児科へ相談してみてください。
また、以下ような症状は重症の脱水症です! すぐさま受診をしてください。
重症な脱水症の症状 |
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迷う場合は電話相談だけでも受診する目安になると思います。
2-2.赤ちゃんに水分補給させるタイミング
脱水症の一番の予防は、脱水症状が出ないうちに赤ちゃんに水分補給をさせること。
ではどのタイミング、どういった場合に水分を必要とするのでしょうか。
[box class="blue_box" title="冬場の水分補給、予防編"]
- 暖房の効いた部屋、カーペットなどを使っているとき
- 乾燥した外での遊びの後
- お風呂の前後
- 厚着したままの車での移動中
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暖かいお部屋にいる時などは気になると思いますが、意外にお出かけ中の移動時は盲点ですね。 同じことが考えられるものとして、
外から厚着したまま、ショッピングモールやデパートなどに入る際。 環境が快適すぎるほど調節された施設内は暑いくらいに感じます。
この場合は移動を伴うので、あまり上着を脱ぐこともないと思います。 ぜひ、お子さんの様子をみて、こまめに水分補給をさせてあげてください。
2-3.毎日の水分補給、安心なお水を
水分補給は、夏も冬も、赤ちゃんにとって必要不可欠です。
毎日たくさんの水分を必要とする赤ちゃん。 毎日のことだからこそ、より安全で美味しいお水を飲ませてあげたいですよね。
日本の水道水は高水準で安心性に優れています。 そのまま飲んでもちろん大丈夫。
でも、煮沸する場合は気をつけてください。 水道水に含まれるトリハロメタンという物質が発がん性に影響を与える可能性があります。 これは10分程度連続して沸騰させることで減少されます。
[aside] 詳しくは前回記事に書いています! 正しい水道水の扱い方、赤ちゃんのための麦茶の作り方から、 トリハロメタンを詳しく解説します。 [kanren postid="3489"]
[/aside] しかし、お湯を沸かすのは毎日のこと。 毎日10分も沸騰させる作業をするのは、特にお子さんが小さなうちは大変です。
そんなママにお勧めしたいのが、ウォーターサーバーです。 気軽に購入できるものではないけれど。 赤ちゃん〜小学生、中学生くらいまでは
- ミルクの調整用
- お風呂上がりの水分補給
- 保育園・学校行事での遠足に持っていくお茶
- 部活に持っていく水筒のお茶
など、飲料水としてのお水を使う機会が増えます。
毎日使うときこそ、安心なお水を飲ませてあげたいですよね。
ウォーターサーバーのメーカーによっても、色んなプランや特徴があります。 しっかり使えれば、メリットも多いと思います。
サーバーがたくさんあっても迷う。。というママのために、厳選!
人気な、代表的な2種メーカーをご紹介します。
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プラン内容の一例ですが、これなら始めやすいですね。
amadanaやcadoなどのデザイナーズ家電とのコラボサーバーはレンタル料がかかり、水も採水地と宅配エリアによっては配送料がかかるそう。
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コスモウォーター
2017年にグッドデザイン賞を受賞したsmartプラスは、シンプルなデザインと静音性などが改善、より優れた機能性となっています。 カラーもウッド・ライトウッドなどの、他メーカーにはない、魅力的な色も展開されています。
また、スタイリッシュタイプは、チャイルドロック付きで小さなお子様のいるご家庭でも安心。 冷水・温水がすぐ出る便利さで、電気代30%省エネという優れものです。
サーバーが1機種のみで卓上型もないこと、水も宅配エリアによって決まってしまうのが残念な所。
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どのメーカーも長所短所はそれぞれ。 ぜひ、ご家庭に合うプランを探してみてください。
日々の生活に、手軽に美味しい、安全な水。 赤ちゃん、育ち盛りだからこそ、必要で気にかけてあげたいお水。
ウォーターサーバーがあれば、安心な水を毎日身近に感じられますね♬
3.冬場は乾燥予防とこまめな水分補給で乗り切る!
冬場ほど注意したい「脱水症」。 自分で気付けない赤ちゃんの場合、症状に気付いた時には「脱水症」の危険がすぐそこにきているかもしれません。
冬場の脱水症を未然に防ぐポイントは2つ! [box class="blue_box" title="乾燥と水分を管理して冬の脱水を防ぐ!"]
- こまめにお部屋が乾燥していないか確認する
- 赤ちゃんが汗をかいていたり、お肌がカサカサしていないかチェックする。
- お外から帰ったあと、お風呂上がり、厚着での車中。 発汗しそうな状況では水分補給をする。
- 汗が出ていなくても普段からこまめな水分補給を習慣にする。
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また、脱水症状が出てしまったら、早めに水分補給し、症状が悪化する場合やすると判断した場合はすぐに小児科に相談しましょう。
というわけで、冬も夏と変わらず、それ以上に、普段からの予防と水分補給を心がけましょう。
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