にいなんこ子育てブログ

離乳食記録〜最近はママと息子の成長日記です★

テレビなし育児がいいかは置いといて、実現するためにしたことわかったこと。

テレビを見せない育児は本当に良いのか、テレビを見せることがそれほど悪いのか。 それにはいろんな考えがあり、家庭環境も違うので、一概には言えないと思っています。

どんな物でも、使い方次第で、良いようにも悪くもなります。 つまり、良いとこだけ取り入れれば良いのです。

しかし、それが難しい。

テレビやゲーム。

子どもがハマる物って、見始めるとなかなか止められない。

そこにテレビの罠があるのです。

いろんなことを吸収して、頭を使って考える力を養って欲しい大切な時期。

今、テレビ見せてしまっていて、 内心、テレビを見せたくないと思っているママへ。

今回は、テレビを見せなくするためのお話しをしたいと思います。

テレビ結構見せてしまっていた我が家の息子に、テレビを見せない育児を始めようと思った経緯 [blogcard url="https://cocopapa.hatenablog.com/entry/2019/12/20/032323"]

もちろん。 テレビを見せること自体が、「絶対悪い」ということではありません。

[aside type="boader"]
今回はまとまりない記事です。 教育に関してはいろいろな意見、考えがあるので、その一つとして読んでいただけたら幸いです。 [/aside]

本記事の内容

  • テレビ見ることではなく、親子のコミュニケーションの減少が問題
  • 話しているようでコミュニケーションの時間は意外と少ない
  • テレビは親子で楽しめるツールに活用する
  • テレビ見せない育児にはママの信念が大事

テレビを見ることが悪い?

テレビと一概に言っても、皆さん見せているのはもちろん、 教育に関係したテレビやDVDだと思います。

映像は、 乗ったことのない乗り物を見れたり、 見たことのない動物の動く映像を見れたり、

体験しがたいことの多くを知ることができます。

視覚と聴覚で吸収できるので、学習に用いれば吸収効率は高いです。

現に、大人の学習教材でも動画、流行っていますね。 (それは今のIT業界が進んだからか。)

ではなぜ、小さな時からテレビを見せることが好ましくないと言われるのか。

テレビを見るときの子どもの脳

一般的に言われるのは、

テレビは情報を受け取るだけで、発信しておらず、考えたり感じたり、思考の部分で脳が使われてないということです。

大人になっても言えることで、いくらインプットしても、アウトプットしないと吸収できていません。 自分の頭で整理したことをアウトプットして初めて自分の知識として落とし込むことができます。

大人になってもその作業が必要なのです。

それが、まだ脳の発達途中の赤ちゃんや幼児ならどうでしょう。

脳で考えられず、テレビを見ている時間、思考は停止してしまいます。

テレビを見ることの悪影響

テレビを見ていることで減少するコミュニケーション。

  • 親子の触れ合いの時間。
  • 考える脳の思考停止が問題。

ということが問題として挙げられています。

テレビは「受動的」なもの、脳はまったく働いていない。

脳の思考停止から始まり、脳への悪影響は、発達過程の問題や、暴力的な行動などの問題へとつながっていきます。

また、それらと同等かそれ以上に重要になってくるのが、 親子のコミュニケーションの減少という問題です。

子供が小さければ小さいほど、愛着関係を築く大事な時期です。 その時期に、十分なコミュニケーションができていないと、

その後の親子の信頼関係にも影響する可能性も否定できません。

教育に関連するテレビ

先に述べたように、テレビでは、

  • 実体験できないことなどを見て聴いて感じられる
  • 体験を簡単に学ぶことができる

と言った、リアルタイムで、最新の情報、たくさんの映像をすぐに見ることができます。

情報を得るという点では、非常に素晴らしい媒体です。

しかし、 「一般的に2歳以下の子どもには番組の内容を理解する能力が十分に備わっていないため、期待される効果を得ることは難しい」 ということが言われています。

子供が見てもわかるような簡単な内容なら、一人で見せてもいいのでは? と思われがちですが、実際には「ただ見ているだけ」の思考停止になっています。

そのため、言われることは、

テレビを見ているときにママが声かけしたり、何か質問して会話していけば、 考えながらアウトプットできるので、テレビの効果が上がることが期待できます。

だからこそ、「テレビは一緒に見る」ことがいいと言われるのでしょう。

テレビを見なくなってから

さて。 そうは言ってもテレビを見ている限りは、なかなかやめさせられないもの。

我が家ではテレビを見せていた頃、

  • ママと一緒に見る
  • 時間を決めて見る
  • ママが話しかけながら見る

と決めていました。

でも、実は、どれも効果的に作用できていませんでした。

それはなぜ?

「ママと一緒に見る」が実現できない

ママと一緒に見る、は実現できます。

でも、最初は一緒に見ていても、機嫌よく見てくれていたら、

「ちょっとこれしとこうかな〜」

とか、

子供から離れなくとも、

「あれどうしようかなー」

とか、他のこと考えたりしてしまいませんか?

私はそうでした。

そうでないママの方が多いかもしれませんが・・・

テレビがついてて、子どもがテレビに集中しちゃうと、そんな気持ちが出てきます。

一旦見始めると「時間を決めて」は難しい

時間を決めて、も最初はいいのですが、 テレビを見始めると、一旦終了しても、泣いて泣いて、「見るー!!!」と暴れ出します。

ここで、グッと堪えて違うもので気を引いたりするのですが。 イヤイヤ期も相まって、一度イヤイヤが始まると収拾がつかず・・・

こんな時、テレビの力はすごい。 テレビつければ号泣していた息子が黙る・・・

よほど見せ過ぎだったかな。 夜、いろんなことが一段落してから、寝るまでのひとときでしたが。

なかなか、時間を決めたところで守ってくれませんでした。 (これは年齢が小さく、言い聞かせても理解しきれないという理由が大きいです。)

「ママが話しかけながら」でも反応がないと考えていない

子供はテレビがついているとテレビに集中しちゃうんです。

どんな子もたいていは同じだと思います。

テレビ見てる時って、子どもたち、すごい集中力じゃないですか?

呼んでも返事しない。 問いかけても聴いていない。

自分の聞きたい時は話しかけてくるんだけど。

私も、基本的にこちらが話しかけるだけ、になってしまっていました。

それでも、言葉は聴いているだろう、と初めは思っていました。

でも。 テレビを見せなくなって、

テレビを見ている時間と、テレビを見ず遊んでいる時の、親子の会話量は圧倒的に違うと実感しました。

面と向かって息子と会話することが多くなり。

「コミュニケーションはこうだろう!!」

と痛感しています。

テレビ見せない対策

では、どのようにしてテレビを見なくなったのか。 我が家でやったことを書きます。

どれも特に新しくもない、どこででも言われることです。

ただ、やるのは徹底的にやるだけです。

おもちゃを増やす

まずは、おもちゃを増やしました。

それまでは、こどもちゃれんじを受講しているので、 こまごましたおもちゃがたくさんあり・・

他におもちゃは買わず、それで遊んでいました。

ところがテレビを見ないとなると、 テレビに費やしていた時間の遊ばせ方に悩みました。

別にお気に入りのおもちゃがあれば良いのですが。

我が家の場合、実家に滑り台があり、それが息子は大好きで。 止めなければ、いつまででも滑ります。

なので、一大決心の末(大げさ) 小さなアパートの一室に滑り台を持ち帰りました。

小さなリビングは滑り台でいっぱいになりました(・_・;

が、その甲斐あって、息子はしばらく滑り台に夢中。

おだてて、掛け声かけて、一緒に見ててあげれば、 延々と遊びました。

そして、熱りが冷めた頃には、「テレビ見たい病」は治っていました。

絵本を増やす

絵本はもともと好きで、たくさん読み聞かせしていました。 息子も自分から、「読んで」と持ってきていました。

ところがテレビを見ることが多くなってから、 絵本をほとんど読んでいませんでした。

なので、好きそうな絵本を買い与えました。

また、図書館に連れていき、一緒に絵本を選んで借りています。 自分が読みたい本は家に持ち帰っても、自分から持ってきます。

これも、テレビ離れに効果がありました。

一緒に遊ぶ時間を増やす

これは、子どものテレビ離れをさせる必須項目です。

上記の方法も、結局、ママがいないと飽きてしまいます。 (小さい子の場合です。まだひとり遊びが確立されていません。)

し、楽しい遊び方を知りません。

一緒に遊んでくれるから、楽しいのであり、 与えたからと言って大人しく一人遊びはできません。

私は、ご飯の準備も家事も、 出来るだけ子どもの寝ている時、保育園に行っている時間にするようにして、 子どもがいる時間は極力子供だけを見ています。

もちろん、仕事もしています。 (分量は少ないですが。)

ただ、共働きママや、 色んな事情があって、そんなことは、たいていのママが無理だと思います。

ここは、遊んでって言ってきた時。 「子どもを少しだけ優先する」 ってルールを自分の中に作るだけでも全然違うと思います。

ずっと一緒に遊ばなくても、 一番かまって欲しい時の感情を受け入れてもらったら、 子どもは、その時、一番欲しかったものを、得られると思います。

リモコンを隠す

これは、「見えていると見たくなる」という心理です。

この間、珍しく「テレビ見る?」と言い出し、 何かと思ったら、タブレットが出ていたのです。

これだけでも効果あるんだな、と実感しました。

その時の記事 [blogcard url="https://cocopapa.hatenablog.com/entry/2020/01/23/034641"]

ママ自身もタブレットスマホを見ない

子どもに言うからにはまずはお手本を見せなきゃいけません。

私も、息子がテレビ見ていた頃は、 後ろでスマホ見てしまっていました。

「ちょっとだけ」 と思いつつも、これも触り始めるとクセになる。

こちらからの反応もなくなりますので、かなり危険。

これらを実行した結果、テレビ見せない育児継続しています。 [blogcard url="https://cocopapa.hatenablog.com/entry/2019/12/30/043831"]

早ければ早い方がいい

我が家の息子は2歳になったばかりです。

まだ、テレビを見ていてもすぐ飽きたり、 ママが何処かへ行っちゃうとテレビどころではなくなるお年頃です。

それもあって、より早くテレビ離れができたんだと思います。

年齢が上がれば上がるほど、テレビへの関心は高まります。

ごくごく簡単なことばかりですが、全部効果ありました。

子どもの教育にはママの姿勢も大事

そして、

「テレビ見ない代わりにママが相手してあげる」

という姿勢にシフトすることが重要です。

そうしないと、 相手して欲しいと忙しいママにまとわりついてきた時。

一日中、家事や仕事に追われれ、さらに子供に「遊んで」と来られた時。

帰りが遅くなってバタバタ夕飯の準備などしている時にかまってくれと邪魔をしに来る時。

「子供が最優先」

という思いになっていないと、「ちょっと待ってよ!」とイライラしてしまいます。

「ちょっと待って」が、イライラしている時としていない時では、 同じ言葉でも、伝わり方が全然違いますね。

テレビを見ていてもコミュニケーションできる?

テレビ見ることが悪いわけではないです。

親子のコミュニケーションが減ることに問題があるのです。

そして、テレビを見ている間の思考は停止しています。

じゃあ、コミュニケーションをしながら見せればいい。

そうも思います。

思いましたが、私にはできませんでした。

気づかないうちに、家事や仕事、自分のことしてしまっていました。 していないまでも、頭の中では考えていた。

結局。 子供と向き合わない限り、きちんとしたコミュニケーションにはならなかったのです。

例えば、5分だけ、短時間で映像を見せて、それについてお話しするとか。

ダンスや音楽番組を一緒にダンスしたり踊って楽しむ。など。

そういう使い方ならいいと思います。

子どもの自制心を育てる

子供が自分でテレビをコントロールし始めると、抑制が難しくなります。

あくまで、しっかり理解して、自制できるようになるまで、テレビの主導権はママが握っておくべきです。

テレビを見せるようになっても、時間を決めて。

ちなみに、 テレビを全然見せない子より、1時間程度見た子の方が成績がいい という報告もあるようです。

それは、単に、 その1時間の違いでテレビから有用な情報が得られたというより、 1時間でテレビを見るのを終わらせられる、

という自制心が育てられているのです。

我が家のこれから

保育園にも通っています。

今はまだ2歳ですが、大きくなれば、 お友達からの情報でアニメのキャラクターも知るでしょう。

見たいと思うだろうし、 そんなことで疎外感を感じさせたくないと思います。

そんな中でも、 「自分はテレビなんかより本読んだり、工作するのが楽しい」 とか信念を持ってくれる子に育ってくれたら嬉しいとは思いますが・・・

そんなこともないと思うのでww 見たいという歳になったら徐々に見せていくつもりです。

でも最初が肝心。 大事なのは、 最初にお話しして、ルールを決めておくことです。

テレビは1時間だけ。とか。

テレビは夜、やるべきことが済んでから。とか。

そんなことを伝えても、うまく行かないよ、と言われそうですが、 コツコツ続けるのみです。 ママが負けちゃダメ。 って思っています。

手をかければ効果は出る

理想論になってしまいますが。

ママの信念が通っていれば、できます。

とういう私自身が、そんなことを語れるような一人前ではないですが、 そう願って手をかけている真っ只中です。

イヤイヤ期に入った今、いろんなことにイヤイヤされ。。 毎日、時間も手も取られることばかりですが、

コツコツ言い聞かせることは諦めません。

「もういい!」 は絶対言わない。

納得するまでとことん付き合います。

こちらがイライラせず、お話しして、 彼の言い分を受け止めてあげれば、落ち着きます。

そうやって、ママの気持ちがブレなければ、子供も分かってくれるようになってきているようです。

欲求してきた時が大事なんですよね。

欲しい時に、受け止めてあげる。

何を伝えたいのか、自分のこと書いているだけなのか、まとまらない記事になってしまいましたが、

テレビ見なくなったら、親子のコミュニケーションも増えて、 ママの気持ちも強いものになり、良かったよー

って言うお話でした★(どこがー!!)